暗闘
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著書:暗闘
著者:山口敬之
著者の山口さんは、TBSの元職員。何十年と政治に関して仕事をして来ました。
現在フリージャーナリストとして活躍して、2016年6月に第二次安倍晋三政権誕生を中心に描かれた「総理」を発表しています。
上司から勧められ、総理を読みましたが、安倍政権の舞台裏がこれでもかと書かれていて、いろんな意味で大丈夫かと心配になるくらいです。
菅官房長官や麻生副総理との対立や友情、お互いの信念など様々な要因が絡み合った内容に、面白いと感じました。
その著者の第二作、「暗闘」は、主に外交に関して書かれています。
アメリカ・トランプ政権誕生が決まり、すぐに行われた安倍トランプ会談や、北方領土問題解決に向けてロシア・プーチン大統領との会談を、これでもかというくらい安倍首相や政府の思惑が書かれています。
官僚と向き合い、自分の信念のための行動など、政治の知識がない私でも心震えるものがあります。
復興相の辞任や森友学園問題など、数々の問題はありますが、現状安倍首相を上回る政治家がいないのも事実です。
日本、頑張らないと!