宇宙兄弟「完璧なリーダー」は、もういらない。
アクセスありがとうございます。
宇宙兄弟「完璧なリーダー」は、もういらない。読了しました。
野村克也監督の、弱者の兵法を読了し、他のリーダーについても勉強したいと思い、手に取りました。
またVoicyの人気番組、仮想高級銀座クラブ「かほこ」で、リーダーの勉強に宇宙兄弟が良いと紹介されていました。
❇️劣等感は悪い事じゃない。
— 渡邊 恭平📪 (@kyoheiwata0914) 2018年4月12日
❇️相手を輝かす。正直に自分の事を言う。
❇️嫌われているのは何故かを考える
相手を立てるかほこママ。
まさか、宇宙兄弟の例が出てくるとは…
第47夜 劣等感から抜け出す方法/嫌ってくる相手への対処法 - 経沢 香保子https://t.co/AqR1s1LMHH#Voicy
主人公の南波六太を中心に、
愚者風リーダーと賢者風リーダーの紹介など、
宇宙兄弟を知らなくても学びになる内容でした。
紹介したい内容は2つあります。
1つは、リーダーのメンバーに対する取組み方です。
六太が新規宇宙飛行士選抜最終試験で、
「5人のグループの中から宇宙飛行士にふさわしい2人を決める」というもの。
宇宙船を想定した2週間の閉鎖空間の中で、色々な試験や作業をしながら進めていきます。
六太はA班で、親友の真壁ケンジはB班に。
B班は優秀な人を5人集めますが、
決して雰囲気の良いものではなく、
メンバー全員の活動成績も良くありません。
それはB班の最終メンバー選出を、
試験の結果上位2名と決め、
誰がリーダーかのマウンティングが始まってしまったのです。
これが賢者風リーダーの特徴で、効率的で優秀が故、自分がトップじゃないと気に入らなくなり、相手を蹴落としたくなるのです。
一方、六太達A班は、
最終選考の仕方を決めずに、
まずは5人で過ごすことにしました。
A班は、
色んな課題や問題が生まれる中で、
解決の方法を探しながらも、
お互いが何故その意見になったかを丁寧に話し合います。
お互いがお互いのことを知り、
宇宙に行きたい背景もそれぞれですが、
認め合い、「この中に悪い奴は一人もいない」と信頼するようになります。
結果A班は最終選考を終えた後に、
すぐに打ち上げの日程を決め、
楽しく試験を終える事が出来ました。
2つ目は、考え方です。
1つ目での紹介でもありましたが、
賢者風リーダーはマウンティングを始め、
「自分が正しい」
「それを邪魔するものは敵」
と考えて、排除しようとします。
愚者風リーダーは、
「全員が正しい」
「悪い奴はいない」
と考えて、なぜそうしたかを汲み取ります。
だから、敵はいない「無敵」です。
六太も教官にあなたの敵はと聞かれた際に、
「俺の敵はだいたい俺です」
と答えています。
自分次第で全ては変わることを教えてくれます。
この本を読み、
正直、自分は賢者風のリーダーを目指していたと気付きました。
誰かのせいにしたり、
敵を作ったり、何故を考えることはせず、
「こうするべきだ」と主張する事が多かったです。
全員が正しくて、お互いを理解し、ミッションに臨むことの大切さを教わりました。
まだまだ紹介したりないし、
私自身もう一度宇宙兄弟を読み返します。
大人のコミュニケーション術を学ぶ、とても良い本です。
実践して行き、またブログを書きたいと思います。