家族脳
アクセスありがとうございます。
著書:家族脳
著者:黒川伊保子
以前著者の「キレる女、懲りない男」を読み、他の作品も読んでみようと思い購入しました。
私は妻ともうすぐ2歳の娘がいます。
娘と接する際に、どうやったら効率良く物事を進めていけるかと疑問に思っていました。
余裕がなくなってくると、つい大声を出したり、厳しい口調になってしまい、それをした自分に対しても悲しい気持ちになります。
この本はそんな私の悩みを解決してくれる良書です。
著者の息子さんの素晴らしいエピソードが盛りだくさんに含まれ、思わずほろりと来てしまいます。
特に良かった点は、子供も大人もわかる理由付けがされていることです。
「片付けなさい」「宿題やりなさい」と命令系のみではなく、「男としてカッコ悪いよ」と一言添えるだけで、自ら動く考え方が構築されていきます。
和田寿栄子さんの「子供を東大に入れるちょっとした習慣術」でも同様の事が書いてありました。
子供はまだ人生を経験していないから、考え方というのは決まっていない。
だから大人が道を示さなくてはならない。
「○○しないとこうなるよ」と根気よく伝える、親自身が実践し子供の信頼を勝ち取る事が大事との事です。
子供について、そんな父親になりたいと思った一冊でした。