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まんがでわかる セブンイレブンの16歳からの経営学を読むと学生時代セブンイレブンでバイトしとけば良かったと思う

アクセスありがとうございます。

 

まんがでわかる セブン-イレブンの16歳からの経営学、読了しました。

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タイトルのことを、本当に思いました。

 

 

それぐらい面白い内容で、

漫画の主人公、女子高生奈々子の成長がすごいです。

 

 

学生はもちろん、新社会人も、

この本から学ぶ所は多々あります。

 

 

学生のうちに、商売原理を理解していると、

普段の行動はもちろん、

就活、仕事に活かせると思うので、

ぜひ読んでもらいたいです。

 

 

 

下記に、3つにまとめました。


①商品を売ること
②顧客目線
③他者への想像

 

 

一つずつ解説していきます。

 

 

①商品を売ること

本書では、

セブンイレブンで働くと、

アルバイトが戦力になると言っています。

それは自分で発注し、商品を販売するからです。

 

商品を売るためには、

客様はこれを臨んでいる」

のではと、仮説を立てることが必要です。

 

 

昨年がこうだから、先月がこうだからでという理由だけだと、

上手くいかないケースは多いです。

 

 

一番シンプルなのは、

『明日雨が降りそうだから、傘を多く仕入れよう』

などです。

 

 

過去のお客様ではなく、未来のお客様を考えて、

商品発注を行う。

 

 

主人公の奈々子は、

バイトを始めて数週間で、

お菓子の発注を任されます。

 

 

最初は何も考えずに発注して怒られてしまいますが、

上記の事を学び、

自分で考えて販売する楽しさを見つけていきます。

 

 

私はスーパーのバイトをしたことがありますが、

飲み物とかお菓子の品出しをしていました。

 

減っているものを出すだけなので、 

大して考えずにやっていましたね。

 

 

 

②顧客目線

常識とは、

誰かが作った最初の考えに賛同している人が多いですが、

必ずしも正解ではありません。

 

商品開発にしても、

お客様の欲しいという声から生まれるものもあれば、

全く考えていないところから価値を創造して開発するものもあります。

 

後者で代表例で言えば、

iPhoneです。

 

 

セブンイレブンでいえば、

今では当たり前になりましたが、

コンビニに銀行(セブンATM)を作り、

ドリップ式のコーヒー(セブンカフェ)を販売するなど、

お客様に新たな価値を提供しています。

 

 

問題解決だけでなく、

こちらからお客様に提案していくことご大事です。

 

そのためにも常識を疑う事です。

 

 

奈々子は、

チョコ菓子の売り上げを増やすよう工夫してと、

オーナーから言われます。

 

「夏だからなかなか売れない」と思う奈々子ですが、

バイト先輩から

セブンイレブンは冬でも冷やし中華が売れる」事を聞きます。

 

それを聞いて、

お客様も分かっていない価値を提供する工夫を、

考えます。

 

 

考えて実践し、結果、

沢山のチョコ菓子を販売することが出来ました。

 

 

③他者への想像

 

「なんでこいつは何度言っても同じ事するんだろう」、

「やっていることが理解出来ない」

と思う人が周りにいますか?

 

 

いるかたは、ぜひこの本を読んで下さい。

 

 

私は、なんとなく理由は見つけられるようになってきました(当たっているかは分かりません)。

 

 

他者への想像をする事で、

自分との価値観やミッションの違いを共有し、

それを合わせられるようになります。

 

 

自分の代わりにやってくれれば、

自分の自由な時間が増え、

新たな策や提案を実行出来ます。

 

 

規模が小さい会社や組織は、

長が全て管理してまわせますが、

新たな物を考える時間はないです。

 

 

本著でも、

本社店舗管理のスタッフにオーナーが、

地域にとってもっと良い店にするため、

商品ラインナップを工夫しませんかという、

提案されています。

 

そういった店づくりをする為にも、

任せられるところは任せる必要があります。

 

ただ任せるというのは、

必ず行動の理念や価値観の共有が必要になりますので、

普段からのコミュニケーションや想像が大事です。

 

 

私自身、高校生の時アルバイトをやった事ありますが、

ここまで考えてやっていません。

 

『言われた事をやる』

『お金の為にやっている』

だけでした。

 

自分から考えて行動し、

それを検証出来るセブンイレブンは、

とても良い仕事場のように感じます。

 

 

この本が発売されたのは2014年(原案は2008年)なので、すでに4年経っていますが、

未だにコンビニ売上1位のセブンイレブンに学ぶものはたくさんありそうです。

 

まずは学生がアルバイトする前に読んでほしいです。

 

まんがでわかるセブン‐イレブンの16歳からの経営学

まんがでわかるセブン‐イレブンの16歳からの経営学